TDL Entrance Day

きっとわかる【『エントリー受付』と『スタンバイパス』の取説】TDR の新しい予約システムを全力解説!

最終更新:2020/12/18 09:00【対象施設】
2020 年 9 月より東京ディズニーリゾート( TDR )にて新しい予約システム【エントリー受付】【スタンバイパス】が導入されました。

果たして新アトラクション・グリーティング施設の混雑緩和や利便性の向上に繋がるのか?
新エリアや施設のオープンで賑わう今後の TDR における「ニュー・スタンダード」となる【エントリー受付】と【スタンバイパス】についてご紹介いたします。
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エントリー受付とスタンバイパス

2020 年 9 月現在、東京ディズニーリゾート( TDR )では、一部の施設で【エントリー受付】と【スタンバイパス】による予約を行っています。

大きな特徴として【東京ディズニーリゾート・アプリ®】(アプリ)を使用してオンラインで予約を行うという点が挙げられます。
つまり、基本的には『現地(店頭)では予約を受け付けていない』ということです。

それぞれの対象施設、利用方法が異なりますので事前に把握して置くことが重要となります。
[aside type=”warning”]オンライン環境が無い場合
基本的にはオンライン(アプリ)のみで利用できるシステムですが、「スマートフォンの充電が切れた」「アプリが起動できない」などの場合には、各利用施設のキャストまたはインフォメーション(メインストリートハウス / ゲストリレーション)で相談しましょう。

ただし、端末の充電や貸出サービスは一切行っていませんのでご注意ください。[/aside]

必要なもの

何れのシステムもアプリを使用するため以下の準備が必要です。

  • 【東京ディズニーリゾート・アプリ®】をインストールした端末
  • 【ディズニーアカウント】の登録とログイン
  • グループ全員のパークチケット(デジタルまたは紙媒体)
    ※3 歳以下はチケット不要

注意事項

それぞれのシステムに於いて注意事項があります。
()…エントリー受付 / ()…スタンバイパス

  • ()入園後でなければエントリーできない(入園済みのチケットが必要)
  • ()申し込み時点でグループ全員のチケット(紙媒体含む)が必要
  • ()指定の時間以外は施設を利用することができない
  • ()施設の入場を保証するものではない。一時休止や中止の際の振替は無し
  • ()11 グループにつき各施設 1 回のみエントリー・取得可能
  • ()施設の利用基準(身長等)を満たしていない場合は利用することができない
  • ()先着順ではないため 11 時および 14 時入園でも利用できる可能性がある
  • ()スタンバイ列・抽選会場無し
  • ()同時に複数のスタンバイパスを取得することはできない

年齢は特に注意が必要です。
アプリを利用する予約は 13未満の方は行うことができません。
また、パークの基本ルールにより、7未満の方は 16 歳以上の方の同伴が必要です。

エントリー受付

【エントリー受付】の概要と対応施設・利用方法です。

エントリー受付とは?

【エントリー受付】とは一体どのようなシステムでしょうか?

一言で表現するなら「アプリを使用した抽選」です。
従来のショー鑑賞に対する抽選と同じと捉えて良いでしょう。

オフィシャルサイト等の説明には『抽選』との表現はありませんが、内容からは実質『抽選』であることが伺えます。

対象施設

  • 東京ディズニーランド
    • 美女と野獣“魔法のものがたり”
    • ベイマックスのハッピーライド
    • 【体験型フォトロケーション】ハッピーフェア・ラボ(トゥモローランド・ホール)
      (実施期間: 2021 年 1 月 13 日~ 3月 18 日)
    • シアターオーリンズ(キャラクターグリーティング)
    • プラザパビリオン・バンドスタンド前(キャラクターグリーティング)
    • ウッドチャック・グリーティングトレイル
    • ミッキーの家とミート・ミッキー
    • ミニーのスタイルスタジオ
  • 東京ディズニーシー
    • ブロードウェイ・ミュージックシアター(キャラクターグリーティング)
    • ドックサイドステージ(キャラクターグリーティング)
    • ヴィレッジ・グリーティングプレイス
    • “サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック
    • ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル
    • マーメイドラグーンシアター(キャラクターグリーティング)

利用方法

以降はアプリにログインした状態で進めます

  1. エントリー受付開始:
    アプリの「エントリー受付」を選択

    エントリー受付の注意事項が表示されます

    右上の「X」をタップして次へ進みます
  2. パークチケットの認証:
    パークチケットの種類により認証方法が異なります
    • パークチケットをアプリで購入
      「アトラクションをご利用になる全員分のパークチケット」を選択
    • 紙媒体のパークチケット
      二次元コードをスキャン
    • 3 歳才以下
      パークチケット不要のためエントリー受付不要

    全員分のパークチケットが認証されていることを確認して[i_basic]確定(○枚)[/i_basic]をタップして進みます

  3. 施設と時間の選択:
    表示されるコンテンツ中の[i_framed]時間を選択[/i_framed]をタップ

    ※受付を終了している施設・時間は表示されませんコンテンツの内容を確認して[i_basic]次へ[/i_basic]をタップ

    希望の時間を選択して[i_basic]次へ[/i_basic]をタップ

    この時に選択したコンテンツと利用時間が近い予定があると確認画面が表示されます

    確認して問題がなければ[i_basic]次へ[/i_basic]をタップ
  4. 入力内容の確認とエントリー:
    利用時の注意事項を確認して[i_basic bg=’#253b56′]内容確認へ[/i_basic]をタップ

    やり直す場合は[i_framed]コンテンツを選び直す[/i_framed]をタップして③へ戻りますエントリー内容を確認して[i_basic]エントリー[/i_basic]をタップ
  5. 結果の確認:
    • 画面下部に[i_basic bg=’#253b56′]エントリーを受付し、予約が完了しました。詳細をご確認ください。[/i_basic]と表示されればエントリー成功です。

      念の為スクロールして「時間」「取得数」「チケット」を確認しておきましょう。

      続けて他のコンテンツにエントリーする際には、画面左上の「」から①へ戻ることができます
    • 申し訳ございません。エントリーの結果、予約を手配できませんでした」と表示された場合には、残念ながら当日は対象施設の利用ができません

      [i_basic]確認して閉じる[/i_basic]をタップして①へ戻ります
  6. 施設の利用:
    各コンテンツのパスに QR コードが表示されれば列に並ぶことができます

    キャストが持っている端末で読み込む場合や、ファストパスと同様に機械にスマートフォンを差し込む形で QR コードを読み込ませて確認します。なお、各施設の利用可能時間までは QR コードは表示されません

    この日は 5 分前に QR コードが表示されましたが、状況によって異なるようです。[box class=”blue_box” title=”交代利用の場合”]
    交代利用を希望する場合には QR コードが表示されてからキャストに声をかけましょう
    その際には全員分の QR コードを読み込む必要があるようなので、必ずグループ全員で揃って手続きをしましょう。

    [/box]

スタンバイパス

スタンバイパスとは?

【スタンバイパス】とは一体どのようなシステムでしょうか?

一言で表現するなら「アプリで取得するファストパス」ということになります。

従来のファストパスは、「ファストパス発券機」にて紙媒体の「ファストパス・チケット」を発券する必要がありました。
この新しい仕組みにより、事前に現地まで移動しなくとも特定の時間帯に施設を利用することができるようになります。

また、既に取得済みのパスの確認や、現時点で取得可能なパスもリアルタイムで確認できることも大きなメリットと言えるでしょう。
[aside type=”warning”]あくまでも”スタンバイ”パス
「ファストパス」に酷似したシステムですが、名称の通り「スタンバイ」として並ぶ必要があります。
つまり、「ファストパス」のように「より短い待ち時間で利用できる」ことを目標としていますが、「待たなくても良い」という事ではありません。

あくまでも「スタンバイ列に並ぶ権利を得る」ことを目的としたシステムです。

指定時刻にアトラクションに着いて長蛇の列になっていることもありますし、「結局並び始めてから 30 分かかった」という事例もあります。[/aside]

対象施設

2020 年 12 月 22 日より対象施設が大幅に増えました。

運営状況により、実施しない日や時間帯があります。
(例えば「マジックランプシアターは14:00まではスタンバイパス無しで利用可能」など)

  • 東京ディズニーランド
    • ビッグサンダー・マウンテン
    • スプラッシュ・マウンテン
    • プーさんのハニーハント
    • スペース・マウンテン
    • バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
    • モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”
  • 東京ディズニーシー
    • ソアリン:ファンタスティック・フライト
    • タートル・トーク
    • タワー・オブ・テラー
    • トイ・ストーリー・マニア!
    • インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
    • レイジングスピリッツ
    • マジックランプシアター
    • センター・オブ・ジ・アース

利用方法

以降はアプリにログインした状態で進めます

  1. スタンバイパス受付開始:
    アプリの「スタンバイパス」を選択
  2. パークチケット情報の入力:
    「エントリー受付」の項目をご参照ください
  3. 施設と時間の選択:
    表示される施設と利用時間の中から希望のものを選択します従来のファストパスと同様に、任意の時間を選択することはできません。
    また、早い時点で当日の発券が終了する可能性もあります。
  4. 取得済みスタンバイパスの確認:
    取得したスタンバイパスの時間は、アプリの「プラン」で確認することができます
  5. 施設の利用:
    指定の時間内に、利用する施設入口で読み取り機にパークチケットまたはアプリの二次元コードをかざす

予約しなくても早く入れば?

ここまでお読みいただいた方の中には「予約なんてしなくても早く入園できればいいじゃないか」と考えた方もいらっしゃるかもしれません。

通常であれば人気のアトラクションを利用する際に【ハッピー 15 エントリー】が有効な場合があります。
[box class=”blue_box” title=”【ハッピー 15 エントリー】とは”]
東京ディズニーリゾート直営ホテルに宿泊しているゲストがパークオープンの 15 分早く入園しパークを楽しめるシステム (詳細は利用するホテルによって異なります)。[/box]
しかし、残念ながら 2020 年 9 月 23 日現在、ハッピー 15 エントリーは実施しないと発表されています。

新施設は「エントリー受付」「スタンバイパス」を取得する必要があるようです。

その他の注意事項などは「東京ディズニーリゾート オフィシャルサイト「よくあるご質問」」にてご確認ください。


ここ数年でパークのデジタル化が急速に進み、東京でもアプリは必須のアイテムとなりました。

常に進化を続けるパークを存分に楽しむために、私達もアップデートしていかなければならないのかもしれませんね。

本稿が皆さんの「予習」のお手伝いとなれれば幸いです。
どうぞ、よい旅を!

きっとわかる【『エントリー受付』と『スタンバイパス』の取説】TDR の新しい予約システムを全力解説!」への2件のフィードバック

  1. 匿名希望

    初めまして。ブログを読まさせて頂いて。私もディズニーが大好きです。その為にパーク再開後の、11月に初めて、ランドでエントリー受付を体験しました。しかしそこでパプ人具が起きてしまって、スマホが重点キレになったのです。それでもエントリー受付はしたいので、スマホを持っていない方や、万が一スマホの重点キレが途中で起きてしまった場合、エントリー受付は出来ないのかなどを、近くのキャストさんに、直接自身で聞いたんですね。そしたら、「グループ全員分のパークチケットのご提示と、ご希望の対象施設と、ご希望の体験時間帯を、我々対象施設の担当キャストに仰ってください。キャストが持つハンドスキャナーのような機械で、パークチケットを読み込ませて、利用時間の設定をいたします。スタンバイパスも同様です。」等と言って、早速アプリを開いていなくても、パークチケットを専用の機械で、読み込ませてくれましたよ。結果は残念なことに全廃しましたが、さすがはディズニーさん、ホスピタリティが高いですね。

    返信
    1. Nobu@TRITON

      こんにちは。コメントをお寄せくださいましてありがとうございます。

      【エントリー受付】は実質「抽選」なので運要素が大きいですよね…
      「ホテルアーリーの時間帯に一番最初の時間帯を狙う」「少人数より大人数の方が当たりやすい」などの『噂』はありますが、どれも根拠が無い「オカルト」の域を超えないとみています。

      これからモバイル端末を使用する機会が益々増えてくることは必須でしょうからリゾート側でも今回のような柔軟な対応をして下さると嬉しいですよね。

      貴重な体験談をシェアしていただき参考になりました。ありがとうございました。

      返信

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