ウォルト・ディズニー・ワールド (WDW) のあるオーランド国際空港へは日本からの直行便はなく、アメリカ国内で乗り継ぎをする必要があります。
乗り継ぎに利用する空港はいくつかありますが、今回は【ワシントン・ダレス国際空港 (IAD) 】の乗り継ぎについてお伝えします
ユナイテッド航空を利用して成田国際空港→ワシントン・ダレス国際空港 (ダレス国際空港) →オーランド国際空港へ行った場合 (乗り換え一回) を参考に記載しています。
ワシントン・ダレス国際空港 ( IAD )
ワシントン・ダレス国際空港はアメリカ合衆国バージニア州にある国際空港です
全日空とユナイテッド航空がお互いコードシェア便として成田国際空港からの乗り入れで利用されている国際空港で、ユナイテッド航空の拠点空港です
メイン・ターミナルにはコンコース A, B, C, D があり、さらにメイン・ターミナルに続く Z ゲートからも US エアウェイズが発着しています
[aside type=”boader”]
引用:http://www.flydulles.com/iad/international-arrivals
☆のマークがついている場所が国際線の到着棟です
[/aside]
コンコース間はモバイル・ラウンジもしくはエアロトレインで移動します
これはエアロトレインの乗り場です
コンコースは広々していて、通路の中央にはベンチやクリスマスの飾り (12 月だったため) などが並んでいました。
コンコース A と B または コンコース C と D は歩いて移動することが出来ますが、かなり距離があります!
ワシントン・ダレス国際空港の入国の流れ(往路)
国際線でワシントン・ダレス国際空港に到着した際には入国の手続きが必要です。
パスポート・出入国カード・税関申告書・航空券を提示して入国審査を受けます。
1.入国手続き
日本国籍を保有している場合は次に挙げる先ずは①または②の方法で手続きを行います。
① Automated Passport Control (APC):自動パスポートコントロール
米国内の特定の空港 (ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、デトロイトなど) では一部の入国手続きが自動化されています。
APC キオスク (機械) でタッチパネルを使って手続きを進めますが、日本語表示も選択できるので安心です。
画面の指示に従いパスポートスキャン、税関に関する事項も含めた各質問事項に回答した後、顔写真を撮影します。
家族は同時に手続きを行う事が出来ますので全員揃って1つのキオスクへ向かいましょう。
婚姻関係に無い、姓が異なる、非対象者がいる場合などは個別に手続きを行う必要があります
撮影後に出力された用紙をパスポートと併せて準備し、入国審査官のカウンターへ向かいます。
[aside type=”warning”]APC キオスクを使用できるのは?
アメリカ人・カナダ人と、ビザ免除プログラムの対象者で過去に ESTA を取得して米国に入国した履歴のある者です
過去に入国した履歴があっても、パスポート更新を行った場合など旅券番号が変わった場合には利用できません
ESTA 申請についてはこちらの記事をご参照下さい
[kanren postid=”10809″][/aside]
②アメリカ合衆国税関・国境警備局 (CBP) での手続き
・ESTA の承認を受けていない、または ESTA の承認を受けてから初めてアメリカに入国する方
・機内持ち込みの荷物に、海外で購入したものやアメリカドルに換算して $10,000 以上の現金を所持している場合や農作物を持ち込む場合
旅行者の身元を証明するため、専用のレーンにならび CBP 職員に手続きを行ってもらいます。
入国審査官に対してパスポートと飛行機のチケットを提示し質問に回答する点は①も②も同様です
2. Baggage Claim で荷物を受け取り、再度預ける
Baggage Claim に移動して預けた荷物を引き取り、更に移動して国内線に乗り換えるために再び荷物を預けます。
改めて荷物を預ける場所は順路を進んだ先に表示されています。
[aside type=”normal”]取り違いに注意
黒やシルバーのスーツケースは見分けがつきにくいので、ラゲッジタグをつけるなどの目印をつけておくと良いでしょう。[/aside]
3. セキュリティゲートを通過する
スーツケースなどの荷物を預けたらセキュリティゲートに行きます。
日本を出国する際に行ったセキュリティチェックと同様、ペットボトル飲料は破棄しなくてはなりません。また、歯磨き粉や目薬などもジッパーつきの袋に入れる必要があります。
スマートフォン、身に着けているベルトなどの金属類、ジャケット等の大きな上着は外してトレイに載せてスキャナーへ流します。
ノートPC、タブレット端末などはキャリーケース・バッグから取り出しておく必要がありますので事前に準備しておきましょう。
4. 乗り継ぎをする飛行機が出発するターミナルへ向かう
空港の様々な場所に設置されている案内表示に従って出発ターミナルへ移動します
[aside type=”boader”]
引用:http://www.flydulles.com/iad/international-arrivals
[/aside]
ワシントン・ダレス空港での出国の流れ (復路:乗り継ぎ空港として利用する場合)
復路の場合、乗り継ぎ空港では基本的に入国の手続きや荷物を受け取り・預け直しは不要です。
オーランド国際空港からワシントン・ダレス国際空港で乗り継いで成田国際空港へ向かう場合、出国手続きはオーランド国際空港で行っていますし、入国および税関検査は成田国際空港で行うためです。
プライオリティ・パスで利用出来るラウンジ
ワシントン・ダレス国際空港で【プライオリティ・パス】が利用出来るラウンジは 3 か所あります。
[kanren postid=”7798″]
コンコース A にある【Air France-KLM Lounge】と コンコース B にある【British Airways Galleries Lounge】および コンコース B にある【Turkish Airlines Lounge Washington】です。
いずれのラウンジも軽食やドリンクを利用することが出来ます。
- Turkish Airlines Lounge Washington
コンコース B にあるラウンジで、エアサイドのゲートB43付近にあります。
【Star Alliance】のラウンジとして利用出来るため、中は比較的混雑していました。
ランチタイムのメニューはスモークサーモンやパスタ、スープやチキンなど
とても居心地の良い空間です。
海外旅行をする方にとって、国際空港での入国審査等は不安要素の一つだと思います。
この記事がお役に立てることを願っています。
アメリカにおけるその他国際空港の乗換についてもまとめています。詳しくはこちらをご参照下さい。[kanren2 postid=”1066″][kanren2 postid=”8450″][kanren2 postid=”9444″][kanren2 postid=”2603″]
Have a great Trip!