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巨大戦艦から脱出せよ!!【Star Wars: Rise of the Resistance スター・ウォーズ: ライズ・オブ・ザ・レジスタンス】魂が震える感動体験の準備は出来たか?

アメリカのディズニーパークにオープンしたスターウォーズのエリア【Star Wars:Galaxy’s Edge スターウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ】( SWGE )には 2 つのアトラクションがあります。

先にオープンした【Millennium Falcon: Smugglers Run ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン】に続いて、【Star Wars: Rise of the Resistance スター・ウォーズ: ライズ・オブ・ザ・レジスタンス】がついにオープンしました。
ゲストの想像を超えた感動を与えるというディズニーの理念どおり、身震いするほどの素晴らしいアトラクションです。

その感動は実際に経験していただきたいのですが、このアトラクションでは他とは異なる「バーチャルキュー」「ボーディンググループ」というシステムを採用しています。

本稿ではこれらの言葉の意味や、アトラクション利用の為の手順を中心にご紹介して参ります。

ストーリー

レジスタンスのミッションに参加しよう
レジスタンスがあなたの力を必要としています!ブラック・スパイア・アウトポスト近くの森林に身を潜め、極秘ミッションのための補充兵を集めるレジスタンス。

そんなレジスタンスの芽を摘み取ろうとファースト・オーダーが躍起になるなか、極秘任務は思いもかけない運命的な展開を見せます。ファースト・オーダーが誇るスター・デストロイヤーに、乗っていた輸送船を拿捕され、レジスタンスは絶体絶命のピンチに陥ります。スター・デストロイヤーにはストームトルーパーの大部隊だけでなく、あのカイロ・レンも乗っていたのです!もうダメかと思ったその時、レジスタンス戦闘機の秘密部隊が現れます。レイとBB-8の姿も。あなたはこの巨大戦艦から脱出し、レジスタンスの蜂起を左右する重大なミッションをやり遂げることができるでしょうか?

引用元:Disneyland Resort オフィシャルサイト

レイや BB-8 がファースト・オーダーから逃げ出すために力を貸してくれます。

ファースト・オーダーが攻撃をしてきても勇気をもって立ち向かいましょう!!

アトラクションについて

タイプ

スリルライド 、暗闇のあるアトラクションです。
ジェットコースタータイプのアトラクションではありませんが、急上昇・急降下、水平方向・垂直方向の旋回、スピードがある落差などの要素があります。
乗り物に酔いやすい方、ご妊娠中の方は利用を控えたほうが良いでしょう。

【ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン】とは異なり、アトラクション利用時にゲストが行う操作はありません。
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身長制限

身長制限 102 cm (40 インチ) 以上

同じ SWGE エリアのアトラクション【ミレニアム・ファルコン・スマグラーズ・ラン】よりも高く設定されています。

この事からも予測される通り動きが大きいため、アトラクション利用時もしっかりとシートベルトを装着する必要があります。
[aside type=”warning”]子供だけの利用は不可
身長制限を満たしていても 7 歳未満のゲストには 14 歳以上のゲストの同伴が必要です。
( 参照: Walt Disney World Resort Property Rules )
[/aside]

定員

8 名 (前列 4 名、後列 4 名)

乗車方法

【ライズ・オブ・ザ・レジスタンス】は【ミレニアム・ファルコン・スマグラーズ・ラン】のような操作が必要なアトラクションではないため役割分担はありません。

プレショーを進んでいく際にキャストからグループ分けのための「色( 4 色)」が指示されます。ビークルに乗るまで覚えておきましょう。

利用方法

2020 年 2 月時点では FP+ の発券を行なっておらず、通常のスタンバイラインもありません

アトラクションを利用するには「バーチャルキュー」を利用して「ボーディンググループ」に登録する必要があります。

バーチャルキュー

バーチャルキュー(または オンラインキュー)とは、現地で実際の列に並んで順番を待つ代わりにオンライン上で待機順番を取り、指定の時間待機した後に利用するシステムです。

言わば「整理券番号を取得する」といったイメージで、WDW 内の Disability Access Service ( DAS ) や一般のレストラン等でも同様のシステ厶が広く採用されています。

「実際の列に並ばずに順番を待つ」と言う点では FP+ やモバイルオーダー、ダイニングの予約とも似ていると言えるでしょう。

「バーチャル ( Virtual ) = 仮想の」「キュー ( Queue ) =列」と訳す事ができます。

ボーディンググループ

SWGE エリアへ足を踏み入れたゲストは【Batuu バトゥー】という惑星を訪れた「旅行者」です。

「ボーディング」とは「搭乗」という意味です。例えば飛行機に搭乗する際の「ボーディングパス(搭乗券)」のように乗り物に乗る際に使用します。
SWGE での「ボーディング」とは「惑星を訪れるための宇宙船に搭乗する」「(アトラクションの)乗り物に搭乗する」という意味と捉えるとわかりやすいでしょうか。

また、飛行機に搭乗する際にも一度に全員を案内するのではなく、「Priority」「Zone 1」等の「グループ」に分けて順番に案内します。
この搭乗順のグループが正に「ボーディンググループ」なのです。

SWGE に於いては「アトラクションに搭乗するためのグループ分け」を行っているという訳です。

アプリが必要

WDW のアトラクションでバーチャルキューを利用するためには MDX アプリ ( My Disney Experience – Walt Disney World ) が必要です。

日本在住のゲストにとって MDX アプリの入手は容易ではないため、当サイトではアプリの使用は基本的に推奨していません。
また、日本を含めた海外からのゲストなど、アプリを利用出来ないゲストには現地のキャスト ( Guest Experience Team ) が対応するため方法が無いわけでもありません。

しかし、後述するようにグループ番号取得の競争が激しいため、キャストに依頼する方法は圧倒的に不利で現実的ではありません
よって、今回の記事ではアプリを利用する前提で紹介致します。ご了承ください。

条件

ボーディンググループの番号を取得する(バーチャルキューで順番を得る)ためには以下のような条件があります。

  • パーク運営時間内であること
    FP+ とは異なり、利用当日のパーク開園時刻以降のみアクセス可能です
  • ディズニー・ハリウッド・スタジオ内に居る
    パーク開演中でもエントランスより内側に位置していないとアクセス出来ません。
    【スターウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ】のエリア内ではなくてもアクセス出来ます。
  • 有効なパークチケットで入園している
    例えばグループの代表だけが入園してグループ全員をボーディンググループに登録することは出来ません。
    パークのエントランスでの入園記録が必要です。
  • ボーディンググループの空きがある
    最も重要な点ですが、FP+ と同様に数に限りがあります。
    現在は文字通り「一瞬」で無くなることもあります。

手順

条件が整った後に以下の手順で順番を取ります

  1. MDX アプリを起動します。
    起動中の場合はスクリーン左下のからホーム画面に戻りましょう。
  2. ホーム画面「Star Wars: Rise of the Resistance – Access by Boarding Group」内の【Find Out More】をクリックして進みます。
  3. 次の画面の下部に【Join Boarding Group】のボタンが赤く表示されていれば、これをクリックしてボーディンググループ番号を取得します。

    このボタンがグレーアウトしてクリック出来ない場合は、前述の条件が整わないためボーディンググループへの参加、つまりアトラクションの利用が出来ない状態です。
  4. ボーディンググループへ参加すると自身のグループ番号と進行状況が表示されます。
    進行状況はアプリやパーク内の電光掲示板にて確認出来ます。
    エリアから離れている場合にはこまめにチェックして早目に戻るようご注意ください。
    アプリでの表示例

    [colwrap]
    [col2][/col2]
    [col2]以下の内容が確認できます

    • アトラクションの状況:利用可能
    • 現在の利用可能グループ: 4 から 14
    • Backup Group】を受付中

    [/col2]
    [/colwrap]

  5. 画面中央の 5 つのバーが全てが緑に変われば準備完了ですが、それまでは利用可能時間(リターンタイム)は表示されません。
    また、自身のグループが搭乗可能になるとメールでも通知が届きます。

    利用可能になってから一定時間以内にアトラクション入り口でチェックを受ける必要があります。

    なお、期限は通知の他にアプリからも確認出来ますのでしっかりとチェックしましょう。
    [aside type=”warning”]リターンタイム
    本稿作成時点では準備完了から 2 時間以内の利用となっています。
    今後の運営状況により変更される場合がありますのでご注意ください。[/aside]

  6. アトラクションの入り口にて、パッドを持ったキャストにマジックバンド(パークチケット)を提示して入場します。

アプリが無い場合

MDX アプリが無い場合には「Guest Experience Team ( GET )」のキャストに依頼する必要があります。

GET ではパーク内の情報提供やトラブル解決の手助けを行っていますが、ボーディンググループへの登録も受け付けています。
この場合でも事前に MDX アカウントの登録やリストの整理を行っておく必要があります。
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ここではゲスト一組ずつの対応で時間がかかってしまうため、日常的に列が長くなっています。

ボーディンググループへの参加は人数制限があるので、GET の列で並んで待つ間に遅いグループとなって最終的に利用できなくなる可能性も高くなります。

全く無駄ということはありませんが、自身で処理できるアプリ操作の方が圧倒的に有利と言えるでしょう。

注意事項

とにかく朝一番で行うことをお勧めします

とても人気のあるアトラクションなので、かなり早い時点でその日のボーディンググループは定員になります。
2020 年 2 月の時点では、パークオープンの一時間前から【ディズニー・ハリウッド・スタジオ】のエントランスには長い列が出来ていました。

一度パークを出ても大丈夫

ボーディンググループに参加出来た時点では「何時から」利用可能なのかはわかりません。

グループ番号の若い順に利用可能になりますが、日によって進み具合が異なるため場合によっては夜の時間帯になることもあります。
そのような場合には一度パークを出て他のパークへ行ったり、ホテルに戻ることも可能です。

ただし、「利用可能」の通知から指定時間内にアトラクションのエントランスに戻らなければならないため注意しましょう。
アプリで現在利用可能なグループ番号が確認できるので、「そろそろかな」という辺りで戻ることをお勧めします。

なお、「遅刻」してしまった場合の補償はありませんのでご注意ください。このあたりは FP+ の対応より厳しいようです。

同日に複数回利用可能か

今後の状況によっては変更があるかもしれませんが、暫くの間は不可能と見込まれます。

必ず利用出来るとは限らない

めでたくボーディンググループに参加出来たとしても、アトラクション不具合やその他の原因で利用できなくなることもあります。

これは他の施設でも同様なのですが、例えば予測利用可能時間が閉園間際だった場合などで日中にアトラクション不具合などが発生すると、1日のうちに予定していた人数を受け入れることが出来なくなり、遅い時間帯のグループが「利用不可」となることがあり得ます。

通常のアトラクションであれば「他の日に他パークでも使用できる FP+」を発券するなどの対応が可能ですが、このアトラクションにいついては執筆現在そのような補償がありません。
例えるなら「悪天候で花火が中止になった」ケースと同様です。

なお、ボーディンググループには「Backup Group」という「補欠」のグループがあります。
この場合にはアトラクションに問題が無くとも、利用できる保証は有りませんのでご注意ください。

アトラクションが止まっていたら

ご自身のボーディングタイムになった際にアトラクションが一時的に利用不可の状態だった場合、アプリに表記されているリターンタイムには拘らず運営中なら何時でも利用出来ると伝えられました(2020 年 1 月 26 日)。

アトラクションの運営再開を確認する方法として、アプリに表示されているボーディングタイムを迎えたグループの番号が進んでいけば再開していると判断出来るとのことです。

このような場合には再度の停止の可能性もあるため可能な限り早く利用することを強くおすすめ致します。


「バーチャルキュー」と「ボーディンググループ」についてはお分かり頂けたでしょうか?
MDX アプリの入手が難儀ではありますが、実際の操作手順はクリックだけで進めます。

どのような動きと演出のアトラクションなのかはネタバレを避けるためにお伝え出来ませんが、どなたにとっても他のアトラクションとは異なる感動の体験を得られる事と思います。

さあ、レジスタンスとしてミッションへ向かいましょう!!
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