もし、あなたがアナハイムのディズニーランド・リゾートやオーランドのウォルト・ディズニー・ワールド (WDW) に行ったなら、必ずと言って良いほど多くの方が利用する場所があります。
そこは、スターバックスです。
どのパークにも、必ず 1 店舗はスターバックスが入っています。
朝、美味しいコーヒーが飲みたい時や、パークで沢山遊んで疲れて休憩をしたい時など、滞在中に一度は店内に入ると思います。
日本でも馴染みのあるスターバックスですが、ディズニー・パークの中ならではの楽しみ方があります。
[aside type=”warning”]記事中の価格は記載のある場合を除いて全て税抜き価格です ( 2019 年 9 月 )[/aside]
店舗の名前
パーク内にある店舗はスターバックスという名前ではなく、それぞれパークにあった名前がついています。
英語のマップには「Starbucks®」、日本語のマップには「スターバックスの…」と説明がありますが、名称だけだと見つけにくいと思います。
パークごとに店舗名をまとめました。
ウォルト・ディズニー・ワールド
- Magic Kingdom マジックキングダム : Main Street Bakery メイン・ストリート・ベーカリー
- Epcot エプコット : Connections Cafe コネクション・カフェ
- Hollywood Studios ハリウッド・スタジオ : The Trolley Car Caffè トロリー・カー・カフェ
- Animal Kingdom アニマルキングダム : Creature Comfort クリーチャー・コンフォート
- Disney Springs ディズニー・スプリングス ( 2 店舗 ) :
STARBUCKS at Disney Springs Marketplace スターバックス・アット・ディズニー・スプリングス・マーケットプレイス
STARBUCKS at Disney Springs West Side スターバックス・アット・ディズニー・スプリングス・ウェスト・サイド
ディズニーランド・リゾート
- Disneyland Park ディズニーランド・パーク : Market House マーケット・ハウス
- Disney California Adventure ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー: Fiddler, Fifer & Practical cafe フィドラー・ファイファー・プラクティカル・カフェ
- Downtown Disney ダウンタウン・ディズニー ( 2 店舗 ) : Starbucks スターバックス / Starbucks west スターバックス・ウェスト
フィドラー・ファイファー・プラクティカルは 3 匹のこぶたの名前です。
ディズニーならではの店舗名がついていて、おもしろいですね。
各パークの中にあるスターバックスは、通常のパークオープンからクローズまでの時間開いています。
ディズニー・スプリングスやダウンタウン・ディズニーにあるスターバックスも施設が開いている時間はオープンしているので、12:00 AM まで開いていることもあります。
オーダーの仕方
日本と同じように、希望のメニューをキャストに伝え、サイズを指定します。
取り扱っているメニューも日本と同じで、値段もさほど変わりありません (ドルのレートによって変動しますが)。
参考までに、値段を表示します。
- カフェ・ラテ
- Caffè Latte – Tall $3.99
- Caffè Latte – Grande $4.29
- Caffè Latte – Venti $4.79
- キャラメル・マキアート
- Caramel Macchiato – Tall $4.79
- Caramel Macchiato – Grande $5.29
- Caramel Macchiato – Venti $5.79
- キャラメル・フラペチーノ
- Caramel Frappuccino – Tall $5.29
- Caramel Frappuccino – Grande $5.79
- Caramel Frappuccino – Venti $5.99
ドリンクのサイズは、Tall, Grande, Venti があります。
日本にある Short というサイズはメニューに載っていません。
アメリカのスターバックスでオーダーする時にはあなたの名前を聞かれますので、笑顔で応えてください。
日本人の名前は伝わり難いことがあるのできちんと名前を伝えたい場合、スペルがスラスラ言えるとスムーズです。
名前を伝達する時に綴りがわかりにくい、聞き分けにくいアルファベットの場合、単語の例を挙げてその綴りを伝えるのも手段です。
例えば、「M as in Mickey (エムはミッキーのエム)」のように伝えます。
ドリンクが出来ると受け取りカウンターで名前が呼ばれますので、受け取りに行ってください。
カップにはドリンクを取り間違えないように名前が書かれています。
とても素敵ですね。
タンブラーは店内で購入することが出来ます。
[box class=”blue_box” title=”スターバックス・アプリの使用について”]
アメリカのアカウントで取得した【スターバックス・アプリ】はディズニーパーク内のスターバックスで利用することが出来ます。
アプリに登録したスターバックス・カードでお支払いをすることも出来ますし、スターを貯めることも出来ます。
ただし、アプリによるモバイル・オーダーは利用できません。[/box]
フード
ドリンクだけでなくフードも扱っていて、日本より種類が豊富です。
店内のショーケースにはサンドイッチやスイーツが並んでいます。
アニマルキングダムのスターバックスには、ホタルをイメージしたカップケーキやゼブラ柄のチョコレートが乗ったケーキなどがあります。
[aside type=”normal”]アニマルキングダムにある Creature Comfort で Flat White Latte を購入すると、絶滅危惧種である Cotton-Top Tamarins を保護する寄付活動の一助になるそうです。[/aside]
パークごとに取り扱っている内容が異なるので、各パークのフードを見ていくのも面白いかもしれません。
限定グッズ
世界中のスターバックスには、いわゆる ‛ご当地’ 柄のタンブラーやマグカップがありますが、アメリカのディズニー・パークにもオリジナル柄のオーナメントとマグカップがあります。
‘You Are Here’ という Collectionで、各パークによって柄が異なります。
オンラインショッピングを利用せず現地で購入する場合、それぞれの柄は各パーク内でないと購入出来ませんので、買い忘れのないようにしてください。
WDW なら、マジックキングダム・パーク、エプコット、ハリウッドスタジオ、アニマルキングダム・パークの 4 種類があります。
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ちなみに、WDW のスプリングスにはディズニー・パークのオリジナルオーナメントとマグカップは置いておらず、フロリダの柄のマグカップが販売されていました (2018 年 1 月現在)。
ディズニーランド・パークなら、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークとディズニーランド・パークで2 種類あります。
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ダウンタウン・ディズニーのスターバックスでは、パーク内のオリジナルオーナメントとマグカップは購入出来ません。
ディズニーランド・パークでは、 60 周年のイベントを実施していた時にはダイアモンド・セレブレーションのオーナメントとマグが販売されていました (現在は販売していないと思います)。
値段はどれも 1 つ $12.99 です。
マグカップはオーナメントと同じ柄があります。
‘You Are Here’ Collection 以外にも、マジックキングダム・パークの 45 周年をお祝いするマグなどもありました。
セラミック・トラベル・マグ $21.99
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各パークのマグカップとオーナメントのデザインは時々リニューアルします。
テーマパークのタンブラーも新しく発売されています。
セラミック・タンブラー $ 21.99
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[aside type=”normal”]WDW では 4 つのテーマパークのセラミック・タンブラーをスターバックスの店内以外でも扱うようになりました。それぞれのパークへ行かなくても購入できます (2019 年 9 月)。[/aside]
ディスカウント
アメリカのディズニー・パークにあるスターバックスでディスカウントが出来る方法があります。
ディズニー・バケーションクラブ (DVC) のメンバーカードまたは年間パスポートを提示すると、オリジナルグッズにディスカウントが適応されます。
フォト ID の提示も求められますので、日本に住んでいる方はパスポートを提示してください。
DVC 特典であるパーク内のディスカウントは時期によって内容が異なりますが、2016 年2 月に利用した時も 2016 年 8 月に利用した時も適応されました。
これは、アナハイムのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにあるスターバックスでフードとオーナメントを購入した時のレシートです。
[aside type=”warning”]年間パスポートおよび DVC のディスカウントはスターバックスのフードには適応されませんでしたが、グッズは 20 % のディスカウントが適応されます。[/aside]
疲れた時に利用する場所としてはもちろん、パークのおみやげを買う場所としてもオススメです。
パークを訪れた時にはきっと利用すると思いますが、ぜひアメリカのパークにあるスターバックスならではの魅力を体験してみてください。