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WDW の新エリア【Pandora: The World of Avatar パンドラ:ワールド・オブ・アバター】

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2017 年 5 月 27 日に映画【AVATAR】の世界を体験できる場所が Walt Disney World (WDW) にオープンしました。
その名も、【Pandora: The World of Avatar パンドラ:ワールド・オブ・アバター】。

WDW にある 4 つのテーマパークの一つ【Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダム】の中に完成しました。
【パンドラ:ワールド・オブ・アバター】の様子や、エリアの中にある 2 つのアトラクションとフード施設、ショップについてご紹介します。

【AVATAR】アバターとは?

2009 年に公開されたジェームズ・キャメロン監督のSF作品。
アルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星【パンドラ】で繰り広げられる、美しい自然・地球人とナヴィとの愛・戦いの物語。
最先端の CG 技術を駆使した 3D 映像により、【パンドラ】の神秘的な美しさに引き込まれる圧倒的な映像体験ができる。
キャッチコピーは「観るのではない。そこにいるのだ。」

このアバターの世界を再現したエリアが【Pandora:The World of Avatar パンドラ:ワールド・オブ・アバター (以下、パンドラとします)】です。

場所

【パンドラ】は【ディスカバリー・アイランド】の西側に存在します。

【パンドラ】に入るには、二か所のルートがあります。
一つ目はディスカバリー・アイランドから【パンドラ】に繋がるルートで、エントランスから近い道順です。

もう一つのルートは、アフリカのエリアにあるエンターテイメント施設【Festival of the Lion King フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング】の先にある道が【パンドラ】のエリアに繋がっています。

引用:https://disneyworld.disney.go.com/animal-kingdom/maps/
※オープンしてから数日間はあまりの混雑のため、日中は【フェスティバル・オブ・ライオンキング】側のルートは出口専用になっていました。

【パンドラ】の中にアトラクションは 2 施設、フードは 2 施設、マーチャンダイズが 2 施設、レストルームが 2 箇所あります。

引用:https://disneyworld.disney.go.com/animal-kingdom/maps/

Valley of Mo’ara

【パンドラ】のシンボルであるモアラの谷はエリアの中央に位置します。
空中に浮かぶ大きな谷は異世界に入り込んだ感覚になり、フォトスポットとして大人気です。
【パンドラ】は日陰が少ないため、モアラの谷が作る日陰は暑さをしのげる貴重な場所でもあります。
とても人気のあるアトラクション【Avatar Flight of Passage アバター・フライト・オブ・パッセージ】は、モアラの谷の下にあります。

また、モアラの谷の下にある広場では、切り株の表面をたたくと太鼓のような音がするので小さな子供たちが遊んでいました。

アトラクション

このエリアには二つのアトラクションがあり、いずれも Fastpass+ (ファストパス+) 導入アトラクションです。
ファストパス+ は一日にいずれか一つ、一回しか予約できません (2017 年 5 月現在)。

パンドラ:ワールド・オブ・アバターにあるアトラクションのファストパス+ については こちらの記事をご参照下さい

Avatar Flight of Passage (身長 112 cm 以上 / スリルライド)

【アバター・フライト・オブ・パッセージ】は、映画【アバター】に登場する翼竜【Banshee バンシー】に乗って広大な世界を飛び回るスリリングなアトラクションです。

このアトラクションはタイトな乗り物に乗って体験するため、身体が大きすぎるゲストや移動が出来ないゲストは利用することが出来ません (日本人は大丈夫だと思います)。
そのため、エントランスの近くに実際に利用する乗り物と同じものが置かれており、必要に応じて利用可能かを入場する前に確認します。

身長が足りている子供でも、怖がらず乗り物を利用していられるか確認するために使われていました。
車椅子を利用している場合の乗り移り方法も紹介されています。

エントランスを通過しスロープを登っていくと、洞窟のような入口があります。
中に入ると雰囲気は一変して研究室があります。
キューラインを進んで行くと、再び ファストパス + を確認する場所があります。
その先にいるキャストに人数を伝えると、進むルートと何番の装置を利用するか (ボードを持ったキャストが一人ずつ割り振っています) を教えてくれますので、その場所に進んでください。

プレショーでは指示された番号の上で待っていてください。
モニターにノーム・スペルマンが登場し、アバターとリンクする方法を説明してくれます。
英語で説明をしてくれますが、何かを操作したり特別な作業をすることはありませんので、説明が分からなくても心配要りません。
プレショーでアトラクションの利用方法に関する動画が流れるので、その通りに行えば大丈夫です。

動画の内容
① メインショーに移動したら、自分が指示された番号まで進んでください
② 荷物を後方の棚に置いてください
③ 装置をまたぎ、バイクにまたがる様に座ってください
④ フライト用のメガネを着用してください
というものです。

ここまでの準備が出来ると、安全装置が上がり背中までしっかりとホールドされます。
いよいよ出発するので、正面にあるバーをしっかり握ってください。

美しい自然で溢れるモアラの谷をバンシーの背中に乗って飛びましょう!

Na’vi River Journey (身長・年齢制限なし / スローライド)

【ナヴィ・リバー・ジャーニー】は、ボートに乗ってジャングルの川を下り、神秘的に光る植物や動物たちに出会い、ナヴィのシャーマンたちが歌の力で大地と繋がる様を目のあたりにできる驚きに満ちた探検のアトラクションです。
このアトラクションの見どころは、幻想的なアバターの世界観とナヴィの動きです。
これまでのオーディオ・アニマトロニクスに比べて圧倒的に滑らかで美しい動きをします。
ダークライドなので小さなお子様には少し怖いかもしれませんが、夜行能力をもつ植物や生物は美しく輝きます。
約 5 分ほどのアトラクションです。

フード

【パンドラ】のエリアにフード施設は 2 箇所あります。

Satu’li Canteen

【アバター】の世界を感じることが出来る料理を食べることが出来ます。
料理はブレックファスト、ランチまたはディナータイムの提供です。
【サトゥーリ・キャンティーン】は料理のソースや付け合わせを選ぶことが出来ます。
また、ドリンクバーがあるので水分補給にはオススメです!
暑いパーク内で体力の回復が出来る場所なので、ぜひ利用して欲しい施設です。

ブレックファスト

ランチまたはディナー

キッズメニューもあります。
メニューは WDW オフィシャルサイト Satu’li Canteen  で確認することが出来ます。

【サトゥーリ・キャンティーン】では、便利なシステムを導入しています。

Pong Pong

ドリンクスタンドです。
Pong は、ナヴィの言葉で「パーティ」を意味します。
ぜひ名物の【bioluminescent (生物発光)】のカクテルをや他のどこにもないスナックなどを試してみてください。
ナヴィ達は旅行者達を歓迎して、美味しいドリンクを用意してくれています。

マーチャンダイズ

【アバター】のグッズを購入できるショップが 2 箇所あります。

Windtraders

衣類、アクセサリー、アート作品やコレクタブルアイテム、ピンなどを取り扱っているショップです。

初日は限定グッズを販売していたこともあり、大変な混雑でした。
通常は【フライト・オブ・パッセージ】の出口から行くことが出来ますが、混雑が落ち着くまでは入口は正面の一箇所だけになるようです。
キャストが立っていて、ここからでは入れないことを説明していました。

2017 年 9 月 6 日現在では、こちらからも入場出来ます。

Color’s of Mo’ara

衣類、アクセサリー、カメラやメディアなどを取り扱っているショップです。
子供たちに人気のフェイスペインティングも行っています。

【パンドラ】へ行く時のコツ

【パンドラ】で有意義な時間を過ごすためのコツをご紹介します。
しばらくは大変な混雑が予想されますので、参考にしていただければ幸いです。

ファストパス+ を取る

2017 年 5 月 27 日のオープン日には【パンドラ】のエリアに入るための行列が出来ていて、ファストパス+ を持っていないゲストは入場するまで大変な時間待っていたようです。

初日は、【Island Mercantile アイランド・マーカンタイル (Disney Outfitters ディズニー・アウトフィッターのほぼ向かいにあります)】まで入場するための列が伸びていました。

初日はファストパス+ を取っていない場合、エリアへ入場するまでに 4 時間以上、アトラクションを利用するまでに 4 時間の計 8 時間がかかったそうです。

追記:2017 年 9 月 6 日現在では初日ほどは混雑していませんが【フライト・オブ・パッセージ】を利用するためのスタンバイ時間はパークの中でも一番長いと思います。

まだまだ人気のある注目のアトラクションなので、予約出来るようになったら真っ先に取得したいファストパス+ です。

サトゥーリ・キャンティーンのモバイル・オーダリングシステムを利用する

WDW に新しく導入されたシステムで、予めフードやドリンクをアプリでオーダーしておくと、並ばずに購入することが出来ます。

このシステムは並ばずに料理が頼めるだけでなく、英語が苦手な方でもモバイルでゆっくり選ぶことが出来るという利点もあります。
特に【サトゥーリ・キャンティーン】のメニューはソースや付け合わせが選べるため、英語が得意でない方にはカウンターでの注文は少し苦戦するかもしれません。
モバイル・オーダリングシステムを利用すれば、ゆっくりメニューを選ぶことが出来ます。
オーダーにはドリンクバーである Assorted Fountain Beverage を入れることをオススメします!

暑さ対策をしっかりとする

フロリダの気候は暑く、日差しがとても強いことが特徴です。
【アニマルキングダム】には草木が多い茂っている場所が多くありますが【パンドラ】ではモアラの谷の下以外、ほとんど日影がありません。
ベンチも少なく休憩する場所を見つけづらいので、水を持ち歩いたり、【サトゥーリ・キャンティーン】でリフィルのドリンクを注文してください。

また、【ナヴィ・リバー・ジャーニー】のキューラインにはペットボトルなどに飲用水を補充できる場所があります。

また、モアラの谷を撮影するなどで上を見上げることが多くあります。
日差しで目がやられないようにサングラスを用意したり、帽子をかぶることも忘れないでください。
日焼け止めも忘れずに!!

映画【アバター】を観てから利用する

映画を観ていなくても十分に楽しめますが、よりエリアを楽しむためには一度でも【アバター】の映画を観ておくと更に楽しめると思います。

【パンドラ】にいるキャストは WDW のキャッスルが描かれたネームタグではなく、特別なネームタグをつけています。
Alpha Centruri Expeditions (ACE) と描かれていて、出身も〝Earth (地球)〟となっています。
キャストに聞くと、ACE の一員として遠征しているのでこのネームタグを着用しているそうです。

また、マジックバンドをかざす機械もミッキーではなく、ACE のものです。

【パンドラ】のエリア内は、このように映画【アバター】の世界観を大切にしています。
中には、ナヴィ達の言語であるナヴィ語を話しているキャストもいました (私にはまったく分かりませんでしたが)。
もちろんアトラクション自体も素晴らしいのですが、この様なディズニーならではのバックグラウンド・ストーリーを知っているとより楽しめると思いますよ!

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