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【クルーズ】新型コロナウィルス(COVID-19)検査の実施例【帰国】

[box class=”red_box” title=””]記載の情報は全て2022年7月22日時点のものです
社会情勢等により変更となることがありますので予めご承知おき下さい[/box]

今回の旅行では2回の新型コロナウィルス検査(以下「検査」)を行う必要があり、それぞれで実施機関や方法が異なる為、全体を通じて最も苦労した手続きの一つでした。

ディズニークルーズライン(DCL)乗船に向けての検査

DCL乗船の際には抗原検査を行い、DCLより指示されている【Safe Passage】への登録を行う必要があります。
乗船前の検査方法として、
①検査キットを自宅に取り寄せ、ビデオチャット形式でナースの指示を受けながら検体を採取、郵送して検査を受ける
②Safe Passage 指定の第三者機関にて検査を受け、その結果をWebサイトへアップロードして提出する
の2通りがありますが、日本在住の場合には①の手段が取れない(日本または滞在先ホテルへ検査キットを送付できない)ため必然的に②の手段となりますが、問題は「どこで」実施するか、と言うことになります。

検査費用

検査費用は一人46.58ドル、予約時にサイト上で支払い(クレジットカード)

実施場所

今回、私たちが利用したのは【Sheraton Suites Orlando Airport: 7550 Augusta National Dr, Orlando, FL】の会場です。

MCO(オーランド国際空港)に最寄りの会場で、宿泊していた Disney’s Saratoga Springs(リゾート) からのアクセスが比較的容易だったことが決め手となりました。

会場までの移動

リゾートから会場までは Lyft を利用しました。
所要時間は約30分(15:00にピックアップ、15:27到着)、料金は32ドル+チップ

検査実施手順

予約していた時刻よりも1時間ほど早く到着しましたが、特に待たされることなくそのまま受付してもらえました。

会場では受付のナースに「予約してある旨」「予約の氏名」を伝え、一人づつ奥のブースに呼ばれて検査を実施しました。

検査は綿棒を渡されて自分で鼻の中を拭うタイプで、実際にかかった時間は1分程度、受付から計っても10分程度で済みましたが、他に客がいれば待ち時間があるかもしれません。

結果の報告

検査結果は10分ほどでメールにて通知があり、同時にSafe Passage サイトにも自動的に結果が登録されるため、自身で行う操作はありませんでした。

日本へ帰国に向けての検査

日本へ入国する際にはPCR検査を行い、検査結果を【My SOS】アプリに登録する必要があります。
実際には厚労省のフォームに記入してもらい、これをスマホで撮影することで十分でした。

ネット上では様々な代行業者が「厚労省の基準を満たさないと入国できない」と不安を煽るような文言で高額な検査会場を紹介しているようですが、必要項目をしっかりと確認すればそれほど手間をかける必要はないと見込まれます。

[box class=”red_box” title=”最新情報は必ず確認を”]最新の必要要件等は厚労省サイトにて必ずご自身でご確認ください[/box]

検査費用

検査費用は一人175.00ドル、現地払い(クレジットカード推奨)

実施場所

私たちが利用したのはMCO内にある【AdventHealth】の検査サイト(会場)です。
MCO内のLV3(3階:出発ロビー)ターミナルAにあり、ディズニーショップとユニバーサルショップの間をまっすぐ進んで、セキュリティにつき当たったら右奥に会場があります。または、ダンキンドーナツ→ユニバーサルショップ→会場と目安にしても良いでしょう。

会場までの移動

私たちの帰国便は07:20 AM発だったため、出発当日に検査を受けることができませんでした。
そのため、DCLの下船日にバスでMCOへ移動し、そのまま検査を受けることにしました。
リゾート、もしくはWDW内からの移動であれば、Lyftを利用しておおよそ30-45分、40ドル+チップ程度と見込まれます。

検査実施手順

予約がなくても検査実施は可能ですが、かなり待ち時間が発生するようなので予約推奨です。
支払いは予約時ではなく、検査実施時に現地払いとなります。
なお、複数人で利用する際には1人ずつの予約が必要です。
([PCR-30]と[PCR-60]は内容も料金も同じなので選択できる予約枠があればどちらでも大丈夫です)

受付では予約時間を申告し、パスポートを提示して氏名と生年月日を確認します。
この際に厚労省のフォームをプリントアウトしたものを渡して、これに記入してほしい旨を伝えます。

受付が済むとしばらく待合スペース(椅子だけ)で待機し、ナースに名前を呼ばれたら隣の検査室に移動します。この時荷物は置いて行くことになるので貴重品は身につけておきましょう。

検査室でも再度ナースに氏名と生年月日を口頭で確認され、マスクを鼻の下まで下ろすように指示されます。
ナースが綿棒で両方の鼻の穴を拭って検体を採取し、終了です。待合スペースへ戻ってしばらく待ちます。

検査から30分ほどで結果が記入された厚労省フォームと英語表記のフォームを渡されて終了です。
同時に、登録のメールアドレスへ検査結果の通知とPDFファイルが送信されます。

結果の報告

検査結果は【My SOSアプリ】から報告する必要があります。
記入済みの厚労省のフォームをスマホで撮影し、その画像をアップロード、他の必要事項(検体採取時刻)などはフォームを見ながら入力して提出します。
不備がなければ10分程度で「完了」の通知が届きます。

もし不備があると「再提出」の通知が届きますので、内容をよく確認して対応しましょう。


今回はクルーズの前後で日程の余裕があったため、検査自体も余裕を持って受診することができましたが、旅程によってはギリギリのタイミングになったり、こちらでご紹介した施設を利用できない場合があるかと思います。

何れにせよ必要項目を確認して、過不足なく検査を行うこと、また、日本にいる時と同様に密集する場所ではマスクをするなどして可能な限りの感染予防に努めることが大切と感じます。

どうぞ皆様のご旅行が快適でありますように

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