【News】ディズニー・マジカル・エクスプレスがサービス終了!これからの移動手段は?

Disneys Magical Express DME bus eyecatch mono

2019 年より様々な変更が実施されている WDW において、新たに終了するサービスが発表されました。

それは「ディズニー・マジカル・エクスプレス」です。

本稿では終了のスケジュールとその後について紹介いたします。

ディズニー・マジカル・エクスプレス概要

2005 年にスタートした「ディズニー・マジカル・エクスプレス – Disney’s Magical Express® ( MDE ) 」は、オランド国際空港 ( MCO ) と各ディズニーリゾートホテル(リゾート)を結ぶシャトルバスサービスとして、多くのゲストに重宝されていました。
bus models
MDE はリゾート宿泊ゲスト専用であり、事前の予約が必要ですが、リゾート特典の一部なので無料で利用することができます。

Disneys-Magical-Express-DME-bus-eyecatch-001
バス車内ではキャラクターたちがリゾートの案内をしてくれたり、パークの最新情報やトリビア(クイズ)が流れたりしてワクワク感を高めてくれます。

また、条件が合えば、MCO で荷物をピックアップせずに直接リゾートの客室に届けてくれたり(ラゲッジデリバリーサービス)、帰りの際にはリゾートで搭乗券を発券して荷物を預けられたり(エアラインチェックインサービス)、特にスーツケースが大きくなってしまう日本からの旅行者には嬉しいサービスも付属しています。

all-star-sports-resort-bus-stop-morning-001
MDE を利用しない場合には、Lyft などの「ライドシェアサービス」かタクシーを利用することになりますが、片道 $20.00 以上の費用が必要であること、スーツケースなどの大きな荷物を搭載できる車両が限られることなどから、少々不便な思いをしてしまうでしょう。

MDE 終了のお知らせ

WDW 公式サイト内の MDE 紹介ページにて以下の内容が追記されました。

  • 終了時期:
    2021 年 12 月 31 日
  • 予約への影響:
    既存および新規2021 年 12 月 31 日迄に到着する宿泊予約に対してはサービスが提供されます。
    年を跨いで宿泊する場合には、帰路の運送サービスは代替手段が手配される予定です。
  • その他の輸送サービス:
    WDW 内のバス、モノレール、スカイウェイは引き続きサービスを提供しています。
    なお、水上交通は一部のサービスを停止しています。

なお、前述の「ラゲッジデリバリーサービス」「エアラインチェックインサービス」は現時点で終了しています

今後の輸送手段は?

残念ながらサービス終了は決定事項なので受け入れるしかありません。

では、MDE が終了した後の MCO – リゾート 間の移動はどのようにすればよいのでしょうか?

Mears

Disney Magical Express Disney and Mears
WDW の主要な地上輸送(バス・タクシー)は「Mears – ミアーズ」が運営しています。
大雑把に言えば「ディズニー公認のバス・タクシー会社」といったところです。
(ディズニー以外にもシャトルバスを提供しています)

MDE も実際には Mears が運営していたのですが、昨今の雇用状況の変化の影響を受けて MDE サービスも停止する運びとなったようです。

しかし、Mears 自体の運営は継続されるため、MDE 終了後には新たな輸送サービスが提供されるとのことです。
「ディズニーバス」ではない可能性が高いのは残念ですが…

料金や予約方法など、2022 年以降のサービス詳細については発表されていませんが、今後も新しい情報が入りましたらご紹介してまいります。

Brightline High-Speed Railway

2020 年の 11 月に Brightline High-Speed Railway 社とディズニーが【ディズニースプリングス駅】の建設に合意したというニュースが報じられました。

Brightline High-Speed Railway 社は既に、MCO とマイアミとを 3 時間で結ぶ鉄道路線の建設を進めており、2020 年 5 月時点で MCO には線路も一部完成しています。

今回の【ディズニースプリングス駅】がどのようなルートを通るのか詳細は明らかにされていませんが、将来的には MCO を中心としてマイアミなどフロリダ南部への移動も容易になる見込みです。

もちろん、MCO から WDW への新たな移動手段として選択できるようになることが期待されます。

工事が順調に進めば 2-3 年で完成とのことです。

ライドシェア

既に Mears のサービスが発表されていますので、あまり需要はないのかもしれませんが、リゾート以外のホテルを利用するゲストにとっては依然として有力な輸送手段となるでしょう。

Lyft や Uber は気軽に利用できて料金もタクシーと比較して半額以下になること多い大変便利なサービスです。
アプリの機能も充実しており、日本語表記は無くてもわかりやすい設計で安心できます。
(ただし SMS 送受信ができる電話番号が必要)

欠点としては「大きな荷物を詰めない可能性がある」、「利用したい時に空きがない可能性がある」などが挙げられます。
しかし、何れもアプリから「車種の選択」と「予約」が可能なので、殆どのケースにおいて問題はないと思うのですが、何かトラブルが合った際には自身で対応できるだけの力が必要なのでご注意ください。

Lyft-transport-eyecatch-001
因みに、タクシーは料金が割高なため個人的にはオススメしません。

サービスの今後

正直な感想として、WDW 自体もサービスを切り捨てるように変化を求められ、大変に残念な状況が続いています。
一日も早く世界の状況が良くなって、以前のように旅行することができるようになることを誰もが願っていることでしょう。

そんな状況の中でも「鉄道」という新たな輸送手段が登場することに、ディズニーの魔法と尽きないイマジネーションの力を感じずにはいられません。
どのようなサービスになるのか楽しみですね。個人的にはウォルトの愛した「蒸気機関車」のようなデザインになっていると良いのですが…

また、スターウォーズをテーマにしたホテルの客室の様子や、ホテルから移動するサービスなどについても情報が入るようになってきました。
こちらも「宇宙旅行」を楽しめるような、ディズニーらしい仕掛けを期待してしまいますね。


ウォルトはパークについてこのような言葉を残しました。

Disneyland will never be completed. It will continue to grow as long as there is imagination left in the world.

キャストもゲストも皆が苦しい時期ですが、きっと今は「より良いモノを作るための変革の時期」です。
無限に成長を続けるパーク(リゾート)に期待しましょう!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
Nobu@TRITONthe Conductor
サイトデザイン・管理担当。とある「テーマパーク」での経験を基に理屈っぽく情報を発信いたします。
南国の小島でカジノディーラーをしていたり、赤毛の少女の故郷でコーヒーをいれていたこともあったり。
一番好きなショーは「Happily Ever After」