言葉が通じる東京ディズニーリゾートでも、小さな子供を連れて遊びに行く時は細心の注意を払うと思います。
もし、小さな子供を連れてフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド (WDW) へ行くならば、日本にいる時以上に気を遣い、楽しみと同時に不安な気持ちが募るかもしれません。
広い WDW のパーク内で子供とはぐれたら…なんて考えると、心配で楽しむどころではなくなってしまうかもしれません。
そんな不安を少しでも解消してもらうため、今回は WDW での子供連れに優しいサービスとトラブル防止策を提案します。
年齢制限
WDW の各パークに入場する際、 13 歳以下のゲストには 14 歳以上のゲストの同行が必要です。
子供だけでは入場できませんのでご注意ください。
また、各アトラクションは 7 歳の誕生日を迎えていないゲストだけでは利用出来ません。
必ず 14 歳以上のゲストの同行が必要です。
参考:Walt Disney World Resort Park Rules
また、スリルのあるアトラクションなどでは各々身長および年齢制限がありますので、オフィシャルサイト Disney World Attractions でご確認ください。
ベビーカーレンタル
各パークおよびディズニー・スプリングスでは、ベビーカーを借りることが出来ます。
料金
■ 1 人乗りのベビーカー:体重 50 lbs ( = 22.7 kg ) 以下のお子様向け
1 日利用… $ 15.00 / 複数日利用… $ 13.00 × 利用日数
※ディズニー・スプリングスで借りる場合には、クレジット払いで $100.00 のデポジットが必要です
■ 2 人乗りのベビーカー:体重 100 lbs ( = 45.4 kg ) 以下のお子様向け
1 日利用… $ 31.00 / 複数日利用… $ 27.00 × 利用日数
Length of Stay Rental (複数日利用)
複数日に渡って利用する場合には【Length of Stay rental】チケットを購入することで割引されます。
必要な日数分のチケットを購入したら、各レンタル施設でレシートを提示するとその日に利用出来るベビーカーを受け取れます。
また同様に、ベビーカーを紛失してしまった場合でもレシートの提示によって、在庫がある限りは、再度レンタルすることが出来ます。
返却と交換について
■ パークを退出する前にベビーカーを各レンタル施設へ返却しなければなりません。
■ ベビーカーはパークの外に持ち出すことは出来ません。同日に他のパークでも利用する場合は、レシートを提示すれば改めてレンタルすることが出来ます。
迷子
小さな子供だけでなく、中人や大人でもはぐれる可能性が高いです。
予め、家族や仲間とはぐれた時の対応について話し合っておくと良いですね。
待ち合わせ場所を決めておく
はぐれた時の待ち合わせ場所を決めておくと良いでしょう。
お勧めの場所は【Guest Relation ゲスト・リレーション】です。
いわゆる総合案内所で、ここには日本語を話せるキャストがいるので英語が苦手な方や子供でもキャストに相談をすることが出来ます。
【ゲスト・リレーション】は各パークとディズニー・スプリングスにもあります。何か困ったことがあれば先ずは【ゲスト・リレーション】で相談する事をお勧めします。
各テーマパークの【ゲスト・リレーション】はメインエントランスの近くにあります。
パーク入園時に場所を確認しておくと良いですね。
スマートフォンを持つ
各パーク内、ホテル等ではディズニーの Wi-Fi が利用出来るので、Line* やメール等で連絡を取ることが可能です。
連絡や情報確認は園内の接続が安定した状態で早めに済ませる方が安全です。
こちらの記事も併せてご参照下さい
子供が迷子になったら
パーク内で迷子の子供が見つかった場合、キャストによって【Baby Care Center ベビー・ケア・センター】または 【ゲスト・リレーション】 にエスコートされる可能性があります。
エスコートされた迷子の子供は保護者が迎えに来るまで【ベビー・ケア・センター】または【ゲスト・リレーション】にいます。
【ベビー・ケア・センター】は救護室に隣接した場所にあります。
もしも子供とはぐれてしまったら、落ち着いてキャストに状況を説明しましょう。
英語が苦手ならば【ゲスト・リレーション】に行き、日本語対応をしてくれるキャストに状況を説明し対応してもらってください。
メッセージを預けることが出来るので、お互いが【ゲスト・リレーション】を利用すれば連絡が取れます。
ライダー・スイッチ
アトラクション利用時にも子供連れに優しいサービスがあります。
スリルライドのアトラクションを利用したいけれど、子供が小さいので我慢しなくては…と考えている方は、ぜひ【Rider Switch ライダー・スイッチ】というサービスを利用してください。
最初に少なくとも 1 人の大人がアトラクションを利用出来ない子供に付き添い、他のメンバーがアトラクションを利用します。
その後、アトラクションを利用したメンバーが戻ってきたら子供に付き添っていた大人の方と交代し、最初に付き添いをしていた方は通常の列に並ばずにアトラクションを利用することが出来ます。
東京ディズニーリゾートにもアトラクションの交代利用というサービスがありますが、同じ要領ですね。
利用手順
- アトラクションのキャストに【ライダー・スイッチ】が利用出来るか確認します。
- 【ライダー・スイッチ】が利用出来ることを確認した後グループ全員でアトラクションへ行き、グリーティングキャストに改めて【ライダー・スイッチ】を利用したい旨を伝えます。
- 利用するメンバーを 2 つのグループに分けます。
Group1:最初にアトラクションを利用し、後から小さな子供に付き添うグループ
Group2:最初に小さな子供に付き添って、後からアトラクションを利用するグループ - 先に Group 1 のメンバーがアトラクションを利用し、Group 2 のメンバーはアトラクションを利用出来ない子供に付き添います。
- Group 1 のメンバーはアトラクションを利用したら、Group 2 のメンバーの元へ戻り【ライダー・スイッチ】パス (Rider Switch Pass) を渡し、アトラクションを利用出来ない子供に付き添います。
- Group 2 のメンバーはアトラクションキャストに【ライダー・スイッチ】パスを渡します。
アトラクションキャストは通常の待ち時間より短い待ち時間で案内してくれますので、Group 2 のメンバーもアトラクションを利用します。
注意事項
1 枚の【ライダー・スイッチ】で利用出来るのは 2 人までです。グループ分けに注意しましょう。
【ライダー・スイッチ】パスが 1 枚の時、 Group 2 のメンバーが…
■ 1 人なら … 待機していた Group 2 のメンバーと、既に利用した Group 1 のメンバーから 1 人の合計 2 人までが利用できる
■ 2 人なら … 待機していた Group 2 のメンバーは 2 人とも利用できる。
■ 3 人以上 … 待機していた Group 2 のメンバーの中で利用できない人が出る。
Magic Kingdom Park のアトラクション
- The Barnstormer:バーンストーマー
- Big Thunder Mountain Railroad:ビッグ・サンダー・マウンテン・レイルロード
- Space Mountain:スペース・マウンテン
- Splash Mountain:スプラッシュ・マウンテン
- Stitch’s Great Escape:スティッチのグレート・エスケープ
- Tomorrowland Indy Speedway:トゥモローランド・インディ・スピードウェイ
Epcot のアトラクション
- Frozen Ever After:フローズン・エバー・アフター
- Mission: SPACE:ミッション:スペース
- Soarin’:ソアリン
- Test Track:テストトラック
Disney’s Hollywood Studios のアトラクション
- Rock ’n’ Roller Coaster Starring Aerosmith:ロックン・ローラー・コースター
- Star Tours® – The Adventures Continue:スター・ツアーズ-アドベンチャーズ・コンティニュー
- Twilight Zone Tower of Terror:トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー
Disney’s Animal Kingdom Park のアトラクション
- DINOSAUR:ダイナソー
- Expedition Everest – Legend of the Forbidden Mountain®:エクスペディション・エベレスト
- Kali River Rapids:カリ・リバー・ラピッド
- Primeval Whirl:プリミーバル・ワール
※2017 年 1 月 11 日現在
WDW にはパークで快適に楽しむための施設やサービスがいくつもあります。
ぜひ活用して、楽しい時間をお過ごしください!
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