ディズニー・クルーズ・ライン (DCL) にはローテーション・ダイニングという素敵なシステムがあり、マジック号では 3 つのレストラン【Lumiere’s ルミエール】/【Animator’s Palate アニメーターズ・パレット】/【Carioca’s キャリオカ】を利用することが出来ます。
今回は、とても美味しい『絶品料理』に出会うことが出来た【Carioca’s キャリオカ】というレストランをご紹介します。
【Carioca’s キャリオカ】は【三人の騎士】に登場するホセ・キャリオカがオーナーを務めるレストランです。
実は、キャリオカは他の 2 つのレストランに比べると低い評価がついていることが多いようで、最終日にキャリオカを利用される方は少しがっかりしていることを聞きました。
しかし、キャリオカには今まで自分が知っていた料理の概念を覆すような素晴らしいメニューがあります。
それを知ってから、キャリオカの ‛あるメニュー’ が恋しくてなりません。
あまりの美味しさに、デザートを頼んだ後にもう一度メイン料理が頼めないか聞いたほどです (時間が遅かったため再オーダーが出来ませんでしたが…)。
前菜やスープ、サラダも選べます。
『 Deep Fried Lobster Croquetas 』 たっぷりの油で揚げたロブスターコロッケ。バナナ・レンズ豆のサラダとクリーミーな西洋わさび添え
『 Ahi Tuna and Avocado Tower 』 アヒマグロとアボカドのミルフィーユ。レッドペッパー入りわさび、刻んだパッタコーネス ( 青バナナのダブル素揚げ )、キャビア添え
『 Cuban Salad 』 キューバ風サラダ。クレソン、アボカド、パイナップル入り、トーストしたキューバンブレッドとシードル・ビネガーのドレッシングを添えて
いくつ頼んでも構わないので、好きなものを好きなだけ注文してください。
パンも美味しいです。
『 Warm Banana Bread 』 温かいバナナブレッド。マンゴー・ミントのモージョー ( マンゴーとライムジュースをなめらかにブレンド ) 添え
続いて、メインを見てみましょう。
スズキやカジキマグロなどの魚料理やビーフ、チキンなどの肉料理はどれもとても美味しそうですね。
『 Grilled Rum-marinated Swordfish 』 ラムでマリネしたカジキマグロのグリル。ブラックビーンのピューレ ( ガーリック、キュミン、玉ねぎ、オレガノ入り )、ローストしたコーン、 スイートポテトのフライ添え
『 Roasted Honey BBQ Chicken Breast 』 つぶしたスイートポテト、クリーミーなグリッツ、カラードグリーン添え
キャリオカのレストランでは、「 Jose Carioca’s 」 というオーナーの名前がついたメニューがあります。
メニューの日本語説明を見てみると、
「ホセ・キャリオカ。ブラジルのソーセージ串グリル、アドボチリをまぶしたラムとテンダーロインに、メキシコ風トマトライス、ジャンボーシュリンプ、チミチュリ、ライム・ガーリックのオレンジモージョーを添えて」
と書かれておりますが良く分かりません。
アドボチリ?ジャンボー?チミチュリ?モージョー?
オーナーの名前がついた料理なのでオススメなのだろうと思います。
オーダーして運ばれてきた料理を見てみると、何ともワイルドな料理です。
三人の騎士をイメージしているんですね。
なかなか美味しかったのです。
しかし、私達の知っている料理の概念を覆した料理は他にあります。
キャリオカで、ぜひ頼んでいただきたいメニュー。
それは、ロースト・ビーフです!
写真をご覧ください。
『 Garlic rubbed Roasted Beef Ribeye 』
日本で言うローストビーフとは大きさも厚みも全く異なります。
お肉はとても柔らかく本当に美味しくて、驚きを隠せませんでした。
今まで食べていたロースト・ビーフとは全く違い、この料理を食べてキャリオカの評価は一気に上がりました。
そして、デザートも種類が豊富です。
『 Coconut Tres Leches 』 しっとりとしたココナッツケーキ
『 De La Costa Cheese Flan 』 Pedro Ximénez のソースがけ
食べたいものが多くて選べない場合は、アソートを選んでも良いでしょう。
『 Sweet Temptation 』 左から De La Costa Cheese Flan 、 Strawberry Cheesecake 、 Torta De Chocolate ( チョコレートケーキ)
ローテーションダイニングのメニューには、必ずベジタリアンメニューとグルテンフリーメニューが用意されています。
食事制限をしている方でも安心です。
さて、メニューを見る際に共通して言える注意事項があります。
英語表記よりも先に日本語表記を読まれると思いますが、英語で書かれた部も読むようにしてください。
紹介文を見てみると、付け合わせやソース等の説明だけが表記され、メニューそのものの説明は表記されていないことがあります。
英語 (と他の言語) では ‛Garlic rubbed Roasted Beef Ribeye’ とローストビーフの表記があります。
しかし日本語では ‛ジャックチーズ ダブルベイクドポテト、野菜のロースト、赤ワインソース添え’ としか訳されていません。
これでは 「ジャガイモにチーズがかかった感じの料理かな」 と思ってしまいます。
サーバーさんはメニューを決めるまでゆっくり待っていてくれますので、日本語の表記だけでなく、英語の表記も読むようにしてください。
キャリオカのレストランだからといって、キャリオカの名前がついたメニューだけを見るのではなく、一通り目を通してみてください。
これを知らずにキャリオカを利用しては、損しますよ!
きっとキャリオカの評価も高くなるでしょう。
ぜひ、ご自身で体験してみてください。
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