広大なウォルト・ディズニー・ワールド ( WDW ) でも人気のあるアトラクションやエンターテインメントは混雑します。
時間を有効に使うため、FastPass+ を予約しましょう!
今回は【 Disney’s Animal Kingdam ディズニー・アニマルキングダム】編です。
グループ分けのポイント
対応施設数:【1】… 2 /【2】… 12
アニマルキングダムの FP+ 対応施設の殆どが【2】に分類されています。
これら【2】の施設には上演時刻が固定しているショータイプが多く、入場からの所要時間が長くなりますので取得順には注意が必要です。
【1】の施設は 2 つだけですが、実質「Avatar Flight of Passage」にのみ需要が集中するため「Na’vi River Journey」は取得しやすいでしょう。
Group 1
Avatar Flight of Passage
2017 年 5 月に【Pandora パンドラ】エリアと同時にオープンした VR (シュミレーター) タイプのアトラクション。
美しいパンドラの世界を飛竜の背中に乗って飛び回ります。
壮大なパンドラの自然は見るものを圧倒し、様々な生物たちが見せる姿に感動を覚えるでしょう。
WDW 内で最も FP+ が取りにくいアトラクションの一つに挙げられますが、新規施設のオープンに伴う需要の分散によって取得難易度は下がってきました。
急スピードや落差はないものの、映像酔いしやすい方は利用を控えたほうが良いでしょう。
利用するなら FP+ がお勧めです。
Na’vi River Journey
【Avatar Flight of Passage】と同時にオープンしたボートタイプのアトラクション。
夜の森をゆっくりと川下りしながら神秘的で美しいPandoraの生態系を観察できます。
狩人やシャーマンも皆さんを歓迎しているようですよ。
スピードや落差が無く、揺れや回転もありませんのでどなたでも楽しめるアトラクションです。
逆にスリルを求める方には物足りないかもしれません。
比較的遅い時間からでも FP+ を取得できることも多く、スタンバイ列も短めです。
最初の【1】として FP+ を取得せずに【2】を 3 つ取得・使用した後に回す方法も十分に有効と言えます。
Group 2
殆どがこのグループに属しているため敢えて【2】だけを先に使用する方法も有効でしょう。
ショータイプの FP+ はリターンタイムが短かい場合がありますので必ず確認しましょう
The Animation Experience at Conservation Station
「キャラクターの描き方を学べるクラス」ですが、会場「Conservation Station」へは徒歩では移動できず【Wildlife Express Train】を利用しなければなりません。
クラス自体の時間に加えて移動時間も考慮する必要がありますので十分にご注意下さい。
描くキャラクターは選択できず、FP+ 取得時点ではわかりません。
また、各回によって題材も異なるため (お子様など特に) 場合によっては「次の回が良かったのに」という事もあつかもしれません。
定員制ですが会場は広めなので、もしも困ったことがあれば現地のキャストに相談して見てください。
ちなみに「Conservation Station」は他にアトラクションはありませんが、博物館のようにじっくりと見て回ったり、動物と触れ合ったりすることが出来ます。
私達が参加した回では、クラス前の待ち時間に飼育員のキャストが仔山羊を紹介してくれました。
施設内では獣医さんがパークの動物の手術を行っている様子を見学することもできました。
英語だけですが、解説や質疑応答もあり、大人の方にとっても興味深い場所だと思います。
少し変わったパーク体験をしたい方はお時間に余裕を持って遊びに行ってみることをお勧めします。
DINOSAUR
巨大隕石が落下する直前の時代にタイムトリップして「イグアノドン」を絶滅から救うミッションに参加します。
右に左に激しく動き、獰猛な恐竜や飛来する隕石を避けながら、太古の地球を駆け抜けます。
タイムリミットが迫る中、果たして無事にミッションを遂行できるでしょうか…
とても動きの激しいアトラクションです。
動きのイメージは、東京ディズニーシーの「インディー・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮」が近いでしょう。
スピードはそこまで速くありませんが、縦横の揺れが激しいため首や腰などに不安のある方は避けたほうがよいでしょう。
FP+ は比較的取りやすい印象があります。
スタンバイは長くなることも多いため利用希望が高ければ FP+ を取得が良いでしょう。
このアトラクションに限ったことではありませんが、エントランスからは少し遠い場所にあるので移動計画に注意しましょう。
Expedition Everest – Legend of the Forbidden Mountain
スリルライドが好きなら【2】の大本命と言えるでしょう。
霊峰「ヒマラヤ」の山を行く探検隊を乗せた列車は山頂を目指して進みます。
すると突然線路に異変が起き、思いもかけない動きで急加速!
聞こえてくる唸り声と「影」は怒れる伝説の山の守護神「イエティ」なのか?
パーク内で最速のスピードと最大の落差が刺激的なローラーコースタータイプのアトラクションです。
WDW 内でも珍しい「進行方向が変化する」ライドは一度体験したら病みつきになる楽しさがあります。
FP+ も【2】に分類されているため、需要は依然として高いものの取得難易度は下がりました。
また、状況により「スタンバイ」も受け入れるため単独での利用は更にハードルが下がります。
加えて入場から退出までの所要時間も短く (ライド自体は 3 分程度)他の予定を圧迫しない、と言う様々な点で優秀なアトラクションです。
Festival of the Lion King
ライオンキング「シンバ」を称えるフェスティバルが開催されます。
圧倒的な迫力で繰り広げられるアクロバットと美しく力強い歌声、そしてリズミカルなダンス…
映画「ライオンキング」のお馴染みのナンバーに思わず身体が動いてしまう幸せな宴の始まりです!。
トランポリンなどのアクロバット、ファイヤーナイフダンス、エアリアルパフォーマンスなど、ライブならではの緊張感と迫力が年齢を問わずにお勧めできる最高のエンターテインメントです。
FP+ を利用した場合でも入場までには 15 分ほど屋外 (屋根あり) で待ち時間が発生します。
スタンバイでも進みは早いほうですが、一度で入場できないと次回まで 30 分以上の待ち時間となるため余裕が無いと難しいでしょう。
the Tean TRITON オススメの席は FP+ で入場して右のブロック(ライオンセクション)の下ブロック最上段(床部分)中央から入り口側です。
Finding Nemo – The Musical
ディズニー/ピクサー映画「ファインディング・ニモ」のストーリーをミュージカル形式で体験できます。
海中に潜ったようなゆったりとした劇場でニモやマーリンの冒険が活き活きと展開されます。
ストーリーの優しさ、海の仲間達の美しい姿、楽しい音楽が心地良い、年齢を問わずに安心してお勧めできるアトラクションです。
入場待機時間も含めると上演時間と合わせて 40 分以上かかることが見込まれます。
スタンバイでも待ち時間は長くなりませんが、お子様が落ち着いて楽しめる環境の準備をしてから向かいましょう。
It’s Tough to be a Bug!
「昆虫の世界も楽じゃない!」
特性の「虫の目」メガネを掛けて、アリのフリック達の住む「昆虫の世界」を覗いてみましょう。
3D 映像にライブショーが加わった 4D 体験は誰もが驚くサプライズ体験。
「昆虫の世界」が苦手な方、小さなお子様は控えたほうが良いでしょう。
劇場タイプなので回転も早く、待ち時間は最も少ない部類に入るのでスタンバイで良いでしょう。
Kali River Rapids
ジャングルを流れる「チャクラナディー・リバー」を 12 人乗りの丸いイカダで進んでいきます。
周囲に広がる美しい光景を眺めている暇は…あるでしょうか。
所謂「急流下り」です。全身ずぶ濡れになる覚悟で臨んでください。
丸い乗り物は回転しながら進むため、運が悪ければ (良ければ) 終始大量の水を被るポジションになります。
近くにロッカーがありますが、荷物を持ち込むのであれば丸ごと入れるための防水袋は必須です。
他にも着替えの用意と脱げないサンダルを装備していくことオススメします。
Kilimanjaro Safaris
サファリトラックに乗ってアフリカのサバンナを巡る 18 分間のガイドツアーに参加しましょう。
動物たちの楽園「ハランベ・ワイルドライフ・リザーブ」では 34 種類以上の動物たちが野生と同様の環境で暮らしています。
天候状況と時間帯に左右されやすいアトラクションです。
午前中の方が天候が安定していることが多く、動物たちも比較的活発に動いているようですが、午後はお昼寝してしまいます。
朝一番で向かえばスタンバイでもかなり短い待ち時間で体験できるでしょう。
或いは日没後の「ナイトサファリ」も変わった体験が期待できます。
FP+ は必須ではありませんが、余裕があれば取っておきたいところでしょう。
Meet Favorite Disney Pals at Adventurers Outpost
2020 年 3 月時点では、サファリルックのミッキーとミニーのペアに合うことができます。
ディズニー・アニマルキングダムの中では唯一の FP+ 対応キャラクターグリーティングなので、グリーティング重視の方には外せない場所です。
FP+ を取得する以外では朝の早い時間帯であれば待ち時間も短いためスタンバイでも利用可能でしょう。もちろん、同じ日にリピートするのもアリだと思います。
ちなみに、ドナルド、デイジー、グーフィーは「タスカーハウス・レストラン」で会うことができました。
※2020 年 3 月現在。キャラクターやエンターテインメントの内容は変更になる可能性があります
Primeval Whirl
見た目以上に激しいアトラクションです。
くるくる回る乗り物は、小回りが効いて激しく揺さぶられます。
回りながらも上へ下へ小さいながらも落差があるため、「コーヒーカップ」のような回転する乗り物が苦手な方は控えたほうが良いでしょう。
小さいお子様も楽しめる施設が多いエリアにありながら、以外にも大人の方に人気のアトラクションです。
局所的に混雑が発生することもあるため「どうしても」と言う場合には FP+ を利用したほうが良いでしょう。
Rivers of Light: We Are One
自然の壮大さを感じる動物たちの伝説が、美しい水、音、光の融合によって語られます。
音楽と踊り、影絵や鮮やかな光のナイトタイムショーです。
他パークのナイトタイムショートは異なり、花火の演出はありません。動物が驚いてしまいますからね。
FP+ では専用の鑑賞エリアを確保できますが、座席指定では無いので早目に入場する必要があります。
スタンバイでも座って鑑賞できますが、中央から外れた位置になるため、正面が良いという方には FP+ 必須です。
しかし、夜遅い時間帯の【2】を取ることは他の FP+ の取得を制限してしまうため、強い希望でなければ後から追加で取得することも検討したほうが良いでしょう。
鑑賞エリア以外からも雰囲気を楽しむことは可能です。
UP! A Great Bird Adventure
ディズニー/ピクサー映画『カールじいさんの空飛ぶ家 (原題: UP! )』から、ラッセルやダグ達が登場して「鳥の仲間たち」と楽しい時間をお届けします。
大小様々な鳥たちが、まるで人間の言葉を理解しているように(本当に理解しているのですが)出演者たちと見事なショーを繰り広げます。
その姿には驚きと感動を覚えることでしょう。
屋外で屋根が無いタイプの劇場でのショーです。上演回数が多くないことに加え、天候などによる調整のために中止になってしまうこともしばしばあります。
時間に余裕があれば是非オススメしたいショーです。スタンバイでも極端に長くなることは無いでしょう。
なお、劇場内では通路側の端に座ることをオススメします。カメラの準備も忘れずに。
FP+ の取り方ポイント
- 映像酔いが無ければ【アバター・フライト・オブ・パッセージ】
- スリルライド【エクスペディション・エベレスト】
- キャラクターグリーティング【Meet Favorite Disney Pals at Adventures Outpost】
【エクスペディション・エベレスト】は【2】に分類されたため、かなり取得・利用しやすくなっています。
これら 2 つのアトラクションではスタンバイは長くなりがちですが、「シングルライダー」制度を導入しているため 1 人で利用する場合には FP+ が無くても、または併用して効率良く利用出来ます。
(「シングルライダー」は状況により受け入れを行わない場合がありますのでご注意下さい)
他の【2】の大半は「開園時刻」「入場開始時刻」が決まっている「ショータイプ」で、上演時間自体が長いため所要時間と前後の FP+ 取得可能時間に大きく影響を及ぼします。
グリーティング施設の【Meet Favorite Disney Pals at Adventures Outpost】は【2】の中でも人気がありますので、FP+ が取得出来なかった場合には早朝にスタンバイを利用することをお勧めします。
【ディズニー・アニマルキングダム】ではショーやキャラクターグリーティングの他にも、パークの名前の通り数多くの動物達に出会うことができます。
中には日本では珍しい動物や、なかなか見ることができない手術の様子など、貴重な体験も詰まっています。
「動物園みたいでディズニーらしくない」ですって?
実はディズニーは数多くの自然記録映画を制作しているんですよ。
例えば「True-Life Adventures」シリーズの「Seal Island (放題:あざらしの島)」は 1949 年のアカデミー短編実写映画賞(二巻)を受賞しています。
他にも素晴らしい作品がありますので、是非ご覧になってみてください。そして、ご興味が湧いたらパークの動物達に会いに行って見ませんか。
FP+ を活用して少し違うディズニー体験を楽しんでみてはいかがでしょう。
どうぞ良い旅を!